若冲と智くん

伊藤若冲

 

大野さんのおかげで私もすっかりファンに。

 

東京都美術館の奇想の系譜展

岡田美術館の美のスターたち

福島県立美術館伊藤若冲

細見美術館若冲と祈りの美

京都の宝蔵寺で伊藤家のお墓にもお参りして

そして今回の東京芸術大学美術館の

皇室、美の玉手箱

 

若冲の絵が見られるチャンスがあれば

この目に焼き付けるべしと見に行っている。

 

どうしてここまで惹かれるのか。

きっかけは大野さんのNHKの特番。

目がキラキラするってこういうことなのね〜

って見ててこっちが笑顔になるくらい😄

うわぁ〜すげぇ〜って見入ってた横顔。

写真のない時代に、どうやってここまで

リアルに描けるんだ??って

楽しそうにうれしそうに話してた。

どんな所が気になるんだろう。

どんな色味や構図に惹かれてるんだろう。

見てる私も気になって

本物を見てみたいと思ったんだよねぇ。

実際見てみたら、ヤバかった。。

日本画って、ちょっと暗めだったり

色も薄くて繊細なイメージが勝手にあったけど

とにかくアバンギャルド

カッコイイと思ったし、水墨画

おちゃめな漫画チックなテイストだったり

かと思えば枡目にデジタルっぽく色をつけて

引きで見ると絵になってたり。

飽きないし、見ててワクワクする✨

 

すべての生き物の命は平等で尊い

 

若冲の絵のテーマは全部ここに繋がっていて

一つの絵の中に、キレイな花、生き物。

枯れた葉っぱ、しおれた花、死んだ虫。

そういうのもよく描かれていて。

命が終わったものにも

命が溢れてるものにも

同じように愛しさが溢れてて

見てると何だかとても感動する。

 

私は美術品に詳しくないし

でも、色んな作品を見るのは好き。

有名な作品だからって、大して

心が動かないこともあるし(笑)

みんながスルーしてるような

小さな作品がやたら気になったりして

そういう自分の好きに素直に向き合って

鑑賞するのを楽しむようにしてて。

大野さんが教えてくれたおかげで

私の楽しむ世界も広がっていく。

 

何百年も前の誰かの残したものが

今の自分に色んな感情を与えてくれる。

音楽も絵も美術品も建築も。

時を超えて、でも確かにその時代に

その人は生きてて今の自分とも

どこかで繋がっている不思議。 

もともと好きだったものが

好きな人に繋がって更に好きになる。

幸せなことだなと思う(*´˘`*)🍀

 

今回の動植綵絵10幅は

圧巻!!

若冲の絵に出てくる花や鳥は

青いものが多くて、それも不思議な縁。

青が好きだったのかなぁなんて

そんな事を考えるのも楽しい。

 

ちなみに若冲は40歳で家督を弟に譲り

セカンドキャリアで画師の道へ。

ちょっと。。

これも被ってるやん。

大野さん。別の道も素敵だけど。

あなたの踊りと歌はこの先もきっと

誰かを幸せにして、残っていきますのよ〜

だから、戻ってきていいのよ〜って

念じ続けておこう😂😂

強めにね。かなり強めに(笑)